以前に新聞の家庭欄に「骨盤に注目」と題した記事が掲載されたことがあった。
最近、急に「骨盤」の文字を冠した言葉がやたら目につくようになった。
曰く、骨盤体操とか骨盤ダイエット等々。
そんな骨盤は身体の真ん中というイメージであるが、
どのような役割を果たしているのだろうか? と記事はまず問いかけている。
我々にすれば「いまさらながら」の感がするのだが・・・。
自然良能会の創設者である五味雅吉先生は、
現代医学が骨盤というものをまるで無視していたかなり以前から、一貫して、
「骨盤は、建物で例えれば土台に当たる、重要な役割を果たす人体の要といえるもの」
と主張してきた。
腰痛、神経痛といった症状の根本原因は骨盤にある、と繰り返し説明してきたのである。
ところが現代医学は、いまもって骨盤を無視している。
だから、「現代医学での処置では腰痛、神経痛は治らない」そう明言している。
本当の原因である骨盤を無視して、治療法がわかるわけがないからだ。
治せないのは当然のことといえる。
月刊「自然良能」から