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(1) 椎間板ヘルニアに影響を与える骨盤のゆがみ 骨盤調整法

2020-01-28 (Tue) 13:44
正しい治療とはなにか?
根本の問題を改めて考えよう


自然良能会では「たかが腰痛、されど腰痛」と
常に注意をうながしているのは、

腰痛や神経痛といった症状をややもすれば
軽視しがちな傾向に警告を発する言葉です。

それらは、はっきりした患部が見えないこともあり、
もともと病気という感覚でとらえていないようで、
その一例が肩こりです。

肩こりを誰も病気とは考えていません。

だいたいが「こり性だから」とか
「疲れからだろう」と安易にとらえています。

肩こりもはっきりした原因・・・
骨盤変位があり、そのメカニズムから発した
症状のひとつで、肩こりが肩こりで終わらず、
放置しているといろんな症状に発展していくものです。

だから病気といっても過言ではありません。
腰痛も首の痛みも同じことで、

安易に考えていると大変なことになりますよ、
と注意しつづけています。

今回の頚椎ヘルニアの患者さんの症例で、
改めてそうしたことについて
考えてみたいと思います。



■ 椎間板ヘルニアと診断

Mさんは63歳。160センチくらいの身長。
自然良能会に来たのは、昨年4月初めです。

最初に治療室に入ってきたときは、
いかにも恐るおそるといった感じの、
そろそろとした足取りだった。

もっとも治療所であるから、最初から
「こんちわっ」と元気な足取りで入ってくる人はいない。

それぞれがそれなりの歩き方をしてくるし、
治療する側もその歩行する姿で体調の度合いを測る。

Mさんは、右足を擦るような歩き方をしていた。

そんなMさんが訴えた症状は、
「現在、首と肩に強いコリがあって、

右腕にはシビレがあり、全身がだるくて、つらい。
首がつらくなる前には、下肢に痛みとシビレがあった」という。

首がつらくなる前は、下肢に痛みとシビレがあったという
Mさんの説明は、そのまま聞けば以前はあったが、
いまはないというように聞こえるが、そうではないのだ。

首と肩の強烈なこりからくるだるさ、つらさぱかりに
神経がいっていることから、そうした言葉になっただけで、

下肢の症状は依然としてあるようだ。

「それだけではなく、腰痛もあったのではないですか?」
との問いに、Mさんは、

「そういえば、昔から腰痛がありました」と答えた。

そう、これらの症状は本来腰痛から発したものであるのだ。
つまりは根本の原因は骨盤(正しくいえば仙腸関節)の
変位からきたものといえる。

自然良能会が常々いっているように、
人体の要ともいえる重要な役割を担っているのが骨盤です。

骨盤が左右均等に正しく位置しておれば
その上にのっている柱である脊椎(背骨)も安定し、
また下肢も負担を応分に分けて正しい動きをしているもの。

ところが、なんらかの事情で骨盤が傾くと、
当然上に乗っている脊椎は不安定になり、

従来均等にかかっていた負担が偏って
過剰にかかるようになるし、下肢の長さも狂いだして、
やはりどちらかに過剰に負担がかかるようになる。

そうしたことから、痛みやシビレなどの症状が出るものだが、
そのメカニズムについての考え方が、
現代医学と自然良能会(骨盤調整)では大きく異なっている。

まずは、骨盤が歪む「なんらかの事情」であるが、
現代医学ではレントゲン写真などで傾きが、
はっきりと認められてもあまり問題視していない。

痛み、シビレ等の原因とは関係がないと
考えているようです。

だが「なんらかの事情」は茫漠として説明になっていない。

その点、自然良能会では、骨格を狂わす根本原因は
仙腸関節のズレからくるもの、と具体的に説明しています。

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